最近、どうして自転車による事故が問題になってきているのでしょうか?
自転車が関係する事故が問題になっている背景は、色々とあると思いますが、パッと思いつくものをいくつか挙げてみます。
・車にあるような免許制度がない。
・子供からお年寄りまで、誰でもいろいろな年齢層の人が乗る。
・自転車を軽く扱いすぎ(自転車事故に対する危機意識の無さ)。
どれも昔からあるようなことなのですが、何かが変わっているから事故が増えているのです。
最近、よく見ませんか?
・メール(電話)しながら自転車に乗っている人、歩いている人。
・音楽を聴きながら、自転車に乗っている人、歩いている人。
特に目に付く光景です。
見た目が昔と特に違う光景は、ここにあるのではないでしょうか?
特に最近の中高生の自転車マナーは、かなりひどいものです。
私が交差点で衝突した時は、こちらが一旦停止して確認しているところに、ものすごいスピードで曲がってきて衝突してくるなど、どうしようも無い状態で突っ込んでこられると、避けようがありません。
とにかく自転車の運転を軽く見すぎです。
もし、私が自転車ではなくクルマで、一旦停止していなくて走っていたとしたら、間違いなく学生は重症を負っているはずです。
しかも、私の周りだけかもしれませんが、明らかに相手からぶつかってきても「すいません」「ごめんなさい」の一言が言えない・・・。
学生の責任以前の問題かもしれません、問題は親ですね。
何をやってもほとんど本気で叱られた経験が無いので、今の学生達は謝ることが出来ないのでしょう。
甘やかされて育って来たのだと思います。
まあ、その子供たちの親にあたる熟年世代のマナーが悪いのですから、子供もそうなってしまうのは当たり前のことです。
親の世代のマナーで目に付くのは、とにかく自分優先で周りの状況を見ていない(もちろん標識なんて頭の中に存在していない)、相手が避けるのが当たり前だろう、というような自分勝手な運転が多いです。
あと、関連性を挙げるとすれば世の中の不景気でしょうか。
今の不景気になってからというもの、人の心はどんどん荒んでいっています。
ちょっとしたことで口論になったり、自分の思うようにいかないと、考えられないような行動に出る人、すぐ切れる人、など。
ニュースを見ていると、昔では考えられないような事件が起こっています。
とにかく自己中心的な社会になりつつあります。
このように、人の心が原因になっているケースも多々あるかと思われます。
「少しゆずる」とか「すいません」の一言が言えない社会・・・。
今はあまり良い社会とは言えませんが、昔のようにもっと人が穏やかになれば、事故は少しでも少なくなるような気がします。
現実にはなかなかそうもいかないのでしょうけどね。
そういう意味では、ある程度の取締りを行ってもらうことは、現代には必要だと言えるでしょうね。